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血便の色と危険性について専門医が徹底解説

投稿日2020年10月2日

投稿日2020年10月5日

         

排便をした時に

・便器が赤くなる

・おしりをふいた紙に血がつく

誰でもおどろくし不安になります。

「痔かな?」

「悪い病気だったらどうしよう...」

いろんな思いが頭をめぐると思います。

また、血便には同じ赤でも薄いピンク色からあざやかな鮮血、黒っぽい色まであります。

「もともと痔もあるし普通の血の色だから痔だろう」

と思い放置するのは大変危険です!

確かに血便の原因となる病気で一番多いのは痔です。

ただ、血便は命に関わる大腸がんの可能性もあるため要注意です。

この記事を書いた私の名前は,金澤 周(かなざわ あまね)です.

埼玉県の草加(そうか)市にある「草加西口大腸肛門クリニック」の院長です。

また、胃腸と肛門の専門医であり指導医でもあります。

いままで血便で悩む患者さんを10,000人以上診察してきました

その経験をもとにこの記事では

『血便と色の関係』

『血便の色からみた原因となる病気』

について説明します。

血便と色の関係

クリニックにも「便に血液が混ざってたので,びっくりして来院しました」という患者さんが多くいらっしゃいます.

私が問診の時に必ず聞かせていただくのは、血便の『色』についてです.

血便の色は

・うすいピンク

・真っ赤な鮮血(明るい赤)

・オレンジ色

・赤褐色

・赤黒い色

・真っ黒

とさまざま。

色の表現は難しいです。

そのため、血の色をスマホなどで写真にとっていただけると診察の時に役立ちます。

同じ血の色でもこれだけあるので考えられる病気もたくさんあります。

血の色は「赤い」か「黒い」かでおおよその出血している場所がわかります。

血がでて時間が経つにつれ便に混ざる血は赤から黒になります。

赤い血(鮮血)は肛門から近いところから。

黒い血は肛門から遠いところからの出血です。

便に赤い血が混ざっている状態を『血便』といい便に古い血液が混ざり便が黒くなっている状態を『下血(げけつ)』といいます。

この2つは厳密に区別されます。

今回の記事では便宜上肛門から血が出ることを『血便』と表現をしている部分もあります。

出血する臓器による血便と下血の違いを下の図にまとめてみました。

ぜひ参考にしてみてください。

血便の色からみた原因となる病気

さきほど述べたように、『出血して時間が経つにつれ便に混ざる血は赤から黒になる』という大原則があります。

血便の色と出血をしている場所はあるところは関係があるのです。

そのため、出血場所から出血の原因として考えられる病気もある程度予測ができます。

実際の診療では血便の色の他に

・血がでている期間や血の量

・痛みの有無や便の状態

・発熱の有無

・摂取した飲食物

・海外渡航歴

・これまでかかった病気

これらをおうかがいし総合的に判断します。

下に血便の色と出血している場所・考えられる病気を表にしてまとめてみました。

【表1.便の色と出血場所と考えられる病気】

便の色がオレンジ色という表現をされる患者さんもいらっしゃいます。

もともと正常な便の色は黄色〜茶褐色です。

オレンジ色や赤色の色素を含む野菜を食べると便の色はオレンジ色になる可能性があります。

原因と考えられる食べ物をやめれば色は戻ります.

ただ、食べ物ではない場合もあります。油断禁物です!

そのため、オレンジ色の便が続くときには血便の可能性も考え一度クリニックで相談をしてみてください。

血便があったときのクリニック受診のタイミング

「血便が突然起きた!クリニックを受診したほうがいいのかな・・・?」

「1ヶ月前からトイレットペーパーに血がつく・・・量も少ないから様子を見ていいかな?」

と思う患者さんは多いです。

どの病気もそうですが病院に行くタイミングは非常に難しいです。

同じ症状でも患者さんによって不安や危機感の感じ方は人それぞれだからです。

では具体的に血便があった時のクリニックの受診のタイミングはどうしたらいいでしょうか?

私が日頃患者さんにお話している受診のタイミングは以下のとおりです。

【血便があった時のクリニック受診のタイミング】

表のように「血の量が多い時」「血の色が黒っぽい時」は病院を受診してください。

たった1回の出血でも原因として大腸がんがひそんでいる可能性は否定できないからです。

『血便はからだが発している異常のサイン』

ということを絶対に忘れないでください!

血便や下血をきたす病気の解説

便の色と考えられる病気については,【表1】でまとめてあります.

ここでは血便(下血)をきたす代表的な病気について出血の色を中心に分かりやすく解説していきます。

1.痔核(いぼ痔)

「お腹もおしりも痛くないのに血便が出ました」

と不安になり来院される患者さんが多くいます。

突然の血便で最も多いのはいぼ痔からの出血です。

いぼ痔からの出血は真っ赤な色(鮮血)です。

血の量は

・紙につくくらい

・便器にポタポタ

・シャーと出る

など様々です。

いぼ痔は大きくなると肛門から飛び出して気づきます。

ただ、小さいと自覚症状は特にありません。

このため突然の出血(血便)の原因となります。

便秘気味で強くいきんだり前日の夜にアルコールを飲みすぎたりすると痔に血がたまります。

それにより血がでます。

いぼ痔は放置してもがんになりません。

そのため、生活に支障がなければ治療の必要はないです。

ただ重要なのは

『いぼ痔からの血だと思っていたら、実は大腸癌からの出血だった』

ということを避けることです。

40歳以上になると大腸癌になりやすくなります。

そのため、40歳以上の方で前からいぼ痔があったり、お尻から血がでたりするかたは大腸内視鏡検査を受けることをおすすめします。

2.裂肛(切れ痔)

切れ痔の患者さんで典型的なパターンは

「3日前から便秘。今朝無理して硬い便を出したらお尻に激痛があり血も出た」

というかたです。

切れ痔はおしりのふちから1cm〜2cmの場所が裂けること。

切れ痔からの出血の色は真っ赤な色(鮮血)で紙につくくらいの出血が多いです。

切れ痔もいぼ痔と同じで放置してもがんにはなりません。

ただ、痛みを伴うときは治療の対象となります。

繰り返す切れ痔でお悩みの方は1度クリニックにご相談ください。

3.大腸癌(直腸癌・結腸癌)

大腸がんは血便の原因のなかでも1番危険です。

・以前からおしりからの出血があったが放置

・最近いつも下痢になってきたので心配になり受診

といった症状のかたがんが見つかる人が多いです。

おしりから10cm以内に図のような直腸癌が見つかることが時々あります。

【直腸癌により腸が狭くなっている内視鏡写真】
(オリンパスHP Endo Atlasより引用)

直腸がんはおしりからの距離が近いので鮮血に近い血便が出ます。

直腸より上流にある大腸(結腸といいます)から血がでるときは、直腸からの距離が遠くなるほどやや暗い赤色(赤褐色)の色になっていきます。

この患者さんは最初に血便があったときに受診していれば進行癌になる前に発見できたかもしれません。

『血便はからだのが発している異常のサイン』

ということを忘れないでください。私からの切実なお願いです。

日頃から血便がある方。特に40歳以上の方は腹痛や下痢などの症状がないうちにクリニックを受診してください。

そして、あなたとあなたの大切な人のために大腸内視鏡検査を受けてください。

4.大腸ポリープ(直腸ポリープ・結腸ポリープ)

【大腸ポリープ(腺腫)の内視鏡写真】

大腸がんは最初に『腺腫(せんしゅ)』という良性のポリープができます。

そして、サイズが大きくなっていく過程でがん細胞が混ざってきます。

ただ、がん細胞が混ざっていない良性の直腸ポリープも血便が出ることがあります。

内視鏡での切除が可能です。

そのため、大腸内視鏡検査による早期発見が重要です。

5.潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)

【潰瘍性大腸炎の内視鏡写真】


潰瘍性大腸炎は大腸に炎症をおこす病気です。

・下痢
・血便
・下血
・粘血便
・腹痛
・体重減少

などの症状を起こします。

潰瘍性大腸炎全大腸全てに炎症をおこします。

出血の色も鮮血〜赤褐色まで様々です。

また、ねばねばした粘液などが一緒に出ることも多いです。

潰瘍性大腸炎は厚生労働省により難病に指定されてます。

原因や病気をしっかりと治すことのできる治療法は見つかってません。

潰瘍性大腸炎の患者さんは全国で約16万人です(2016年)

20〜30歳の方に多いです。

ただ小児や50歳以上で起こるのもまれではありません。

症状が血便のみで発症するときもあります。

ただ、潰瘍性大腸炎は下痢や腹痛など状を伴うことが多いです。

若い方で日頃下痢気味でお腹が痛かったり、血便や粘液があったりするという方は潰瘍性大腸炎の可能性もあります。

1度クリニックで相談をしてみてください.

6.クローン病

【クローン病の内視鏡写真】
(オリンパスHP Endo Atlasより引用)

クローン病は、若い人に多く見られます.

口の中から、肛門にいたるまでの消化管(口・食道・胃・小腸・大腸・肛門)すべての部位に炎症が起こります.

ただ、小腸と大腸に1番多く起こります。
・腹痛
・下痢
・血便
・体重減少
などの症状をおこします。

クローン病は口から肛門まで全消化管に炎症をおこします。

出血の色も鮮血〜黒色まで様々です。

完全に治せる治療法は見つかっていません。

そのため、潰瘍性大腸炎と同じく厚生労働省により難病に指定されてます。

クローン病の患者さんは全国で約4万人(2016年)です。

潰瘍性大腸炎と似たような症状も多くあります。

若い方で下痢・腹痛・血便・体重減少などの症状がある方は潰瘍性大腸炎やクローン病の可能性もあります。

1度クリニックで相談をしてみてください。

7.虚血性腸炎

【虚血性腸炎の内視鏡写真】

腸の血の流れが悪くなり腸の粘膜が炎症を起こす病気です。

・夜にいきなり左腹痛
・そのあと下痢をして血便が出る

というのが典型です.

虚血性腸炎は肛門から離れてる腸に多く起こります。

肛門から遠いため、血便の色は鮮血よりはやや暗い赤色の出血になります。

症状が1週間程度でよくなる一過性型が約65%と最も多いです。

腸が狭くなる狭窄型(約35%)、腸が腐る壊死型(約10%)と続きます。

以前は50歳以上の中高年に多い病気とされていました。

ただ、最近では20〜30歳の若い人でも見られます。

多くの場合は一過性型で、1週間程度で自然によくなります。

ただ、症状が強いときは入院します。

食事を休んで抗生物質の点滴が必要になります。

「夜にいきなり左腹痛がでてそのあと下痢をして血便が出る」

という症状の方は虚血性腸炎の可能性があります。

早めのクリニック受診をおすすめします。

8.感染性腸炎

感染性腸炎の一般的な症状は下痢です。

ただ、中には血便を伴う感染性腸炎もあります。

ここでは血便の頻度が高いカンピロバクターと腸管出血性大腸菌0-157感染症についてご説明いたします。

①カンピロバクター

【カンピロバクターの電子顕微鏡写真】
(ヤクルト中央研究所HPより引用)

ペット・家畜など多くの動物がこの菌を持っています。

鶏肉やその加工品による感染が多いです。

消毒してない井戸水も原因となります。

500個程度の少量でも食中毒を起こし、1年を通しておきるのも特徴。

春の終わりから初夏にかけて多いです.

カンピロバクターに感染してから症状が出るまでは、2〜5日と長めです。

症状は水のような下痢・腹痛・発熱から始まり、血便を伴うこともあります。

カンピロバクターによる腸炎は直腸から盲腸までの全大腸におこります。

そのため、血便の色も鮮血〜赤褐色と様々です。

診断は便の細菌培養で行います。

治療は脱水症状に対して点滴を行います。

症状により抗菌薬の投与を行います。

②大腸菌(特に腸管出血性大腸菌0-157)

【大腸菌の電子顕微鏡写真】
(ヤクルト中央研究所HPより引用)

腸管出血性大腸菌は家畜(特にウシ)の腸にいます。

加熱をしてない牛肉などから感染しやすいです。

代表的な菌はO-157と呼ばれています。

ベロ毒素という毒素により腸に炎症を起こします。

菌の個数が100個程度の少量でもうつります。

菌に感染してから症状が出るまで、3〜5日とやや長めです。

症状は、
・激しい腹痛
・水のような下痢
・1〜2日で血便
・軽度な発熱
これらが起こります.

腸管出血性大腸菌0-157の炎症は盲腸・上行結腸に強くみられます。

肛門に近くなると症状は軽くなると言われています。

そのため、血の色も真っ赤な鮮血よりはやや暗い赤色になることが多いです。

発病者の10人に1人は、下痢などになってから5〜14日後重症になります。

溶血性尿毒症症候群や脳症などの命を落とすこともある合併症を引きおこすので大変危険です。

乳児や小さい子供、高齢者で重症になるかたが多く注意してください。

検査は便の検査や、血液中の抗体を測る方法があります。

治療は、脱水症状に対して点滴を行い症状により抗菌薬を使います。

溶血性尿毒症症候群を起こしたら、血液透析を行います。

感染性腸炎の予防の基本は、食べ物の取り扱いと正しい手指衛生です。

食品はしっかり熱を加え、調理後の食品は食べ切るなどしてください。

また、感染を予防するため排泄物の処理のとき直接手で触れないなどの注意も必要です。

特に、乳幼児や高齢者などは重症になりやすく命にかかわりやすいです。

乳幼児や高齢者のいらっしゃるご家庭の方は日頃からの予防につとめてください。

9.大腸憩室出血(だいちょうけいしつしゅっけつ)

「お腹の痛みも下痢もないのに血便が急に出ました」

と、突然の血便で驚き来院される患者さんがいらっしゃいます。

腹痛や下痢がない血便には大腸憩室出血も考えられます。

【大腸憩室症の内視鏡写真】

大腸憩室は、大腸内の圧力が上がることで起こります。

それにより、大腸の壁の弱い部分が外側に凹んでしまう状態です.

大腸憩室自体は皮膚でいうとシミやシワと一緒で体の変化の一つです。

体の年齢に伴う変化のため放置したからといって癌になるわけではないです。

大腸内視鏡をした時に偶然発見されることも多くあります。

そのため、大腸憩室自体は治療の対象にもなりません.

ただ、この憩室が原因で血がでれば治療が必要です。

大腸憩室は肛門に近い腸におこります。

そのため血の色も比較的明るい赤色から赤褐色まで様々です。

憩室出血は安静にするなどで自然に血が止まることが多いです。(自然止血率70〜90% ).

自然に血がとまらないときは、大腸内視鏡検査で止血術を行います。

これらで血が止まらなければ、カテーテルを使った手術を行います。

それでも血が止まらなければ、最終手段として大腸をとる手術がとられます。

「腹痛や下痢はないけれど突然出血した」ときには憩室出血の可能性もあるため医療機関の受診もおすすめします。

10.胃・十二指腸潰瘍

【胃潰瘍の内視鏡写真】
(オリンパスHP Endo Atlasより引用)

「最近ストレスが多くて空腹時にお腹が痛い・・・」


「痛み止めを毎日飲んでいたら胃の痛みが強くなってた・・・」


「お腹の痛みはないのですが最近真っ黒な便が出ます・・・」

このような訴えで来院される方の原因とし,胃・十二指腸潰瘍があります.

胃・十二指腸潰瘍の2大原因はピロリ菌感染と非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)と言われます。

胃・十二指腸潰瘍から血がでると、タール便とばれる黒色の便が出ます。

胃潰瘍は食直後の上腹部の痛み、十二指腸潰瘍は空腹時や夜間の上腹部の痛みが特徴です。

高齢者の胃潰瘍は痛みなどの症状がないこともあり注意が必要です。

胃・十二指腸潰瘍の診断は主に内視鏡検査で行います。

潰瘍から血がでてるときは内視鏡検査の際に止血を行います。

内視鏡で血を止めるのが難しかったり、潰瘍部分で穴があいたりしてるときは手術が必要となることもあります。

潰瘍自体の治療は強い胃薬で行います。

また、ピロリ菌感染のある方はピロリ菌の除菌も行います。

【ピロリ菌の電子顕微鏡写真】
(ヤクルト中央研究所HPより引用)

ピロリ菌は胃・十二指腸潰瘍の原因となるだけではなく胃がんの原因にもなります。

多くは幼少期に感染してるため、親がピロリ菌陽性の方はピロリ菌の検査をお勧めいたします。

「親がピロリ菌の除菌をしているので私もピロリ菌がいるかもしれない...」

と不安なかたは是非一度クリニックにご相談ください。

11.胃がん

【進行胃癌の内視鏡写真】
(オリンパスHP Endo Atlasより引用)

胃がんは日本におけるがん死亡数の3位(男性2位,女性4位)です。

ピロリ菌感染が最大の原因です。

ピロリ菌感染が起こることにより萎縮性胃炎という状態になります。

そこから胃がんが発生します。

早期には無症状です。

ただ、写真のように進行した胃がんとなると

・食欲不振

・体重減少

・出血

などの症状が出てきます。

胃がんからの出血はタール便とよばれる真っ黒な便がでます。

胃がんも大腸がんと同じく早期発見・早期治療が重要です。

ピロリ菌が陽性の方はまずピロリ菌の除菌が重要です.

しかしここで注意点があります.

ピロリ菌の除菌をすることで胃がんになるリスクは下げれます。

ただ、胃がんにならなくなるわけではありません。

ピロリ菌除菌後も定期的な胃カメラを行い胃がんがないかをチェックし早期の胃がんを早期発見・早期治療するのが重要です。

ピロリ菌の除菌をしてから何年も胃カメラをしていない方はクリニックにご相談ください。

血便の色が気になったら診察をうけましょう

血便で大腸肛門科を受診した時の診察手順は以下のとおりです。

①問診

患者様の症状やこれまでの経過を詳しくうかがわせていただきます。

②肛門診察

肛門の近くに血便(出血)の原因となる病気がないかを診察します。

指や肛門鏡という専門の器具を使って診察をします(後ほど詳しくお話します)。

③診断の決定

考えられる診断名をお伝えします。

④痔が原因と考えられる場合

軟膏や飲み薬による治療を提案し1~2週間後に再受診をしていただきます。

⑤大腸からの出血の可能性がある場合

大腸から血がでてる可能性があるときは、大腸内視鏡検査をおすすめします。

※④での再受診のとき血便が続いていた場合は大腸内視鏡検査をおすすめしています。

血便の恥ずかしくないおしりの診察

「おしりの診察は恥ずかしいからなかなか来られなくて...」

「どういうふうに診察をするのかがわからないので不安で...」

といった声が聞かれます。

そこで、草加大腸肛門クリニックでは患者さんが恥ずかしくないようプライバシーに配慮した診察を心がけております。

診察の手順は以下のとおりです。

①カーテンの中で,ズボンや下着をおしりが見えるくらいまで下ろしていただき診察台に横になっていただきます

②おしりに,シートをかけさせていただきます.これで,診察の準備が完了です

③視診察(見て観察)をします

④指診察(指で診察)をします

⑤肛門鏡(痔の様子などを詳しく観察できる特殊な器械)で診察をします

⑥診察が終わりましたらカーテンの中でゆっくりお着替えをしていただきます

以上の流れで診察をさせていただきます

女性の場合には診察の間すぐそばに女性スタッフがいます

安心して診察を受けていただけます。

血便での大腸内視鏡検査

おしりの診察の後に大腸からの出血が疑わしい場合は大腸内視鏡検査をおすすめします

先に述べたように血便は大腸がんのサインである可能性もあり,命にかかわる病気を知らせる体の悲鳴です。

そのため、大腸内視鏡検査を行い血便の原因を特定します。

当クリニックの大腸内視鏡検査は痛みや恥ずかしさはほとんどありません。

まず、当クリニックでは下のように最新の内視鏡を取り入れています。

カメラを入れるときの痛みをより減らす「炭酸ガスシステム」も入れています。

また、私をはじめ当クリニックのドクターはいままで10,000~20,000例以上の大腸内視鏡検査をしてきました。

痛みがでないテクニックを体得しています

患者さんからもよく

「寝ていたら終わった」

「こんなスムーズに終わるなら早めに受けておけばよかった」

など、嬉しい言葉をたくさんいただきます。

また、大腸カメラをするときの体勢は以下のイラストの通りです。

おしりが少しだけ見える検査着をきていただき、横向きになるだけです。

恥ずかしさもないと言えます。

「恥ずかしくて無理」

など言われる患者さんもいままでいたことがありません。

このように痛みがなく安心して受けられる検査を当クリニックでは行っています。

検査自体も15~20分で終わります。

以下に検査の予約から検査終了までの流れ簡単にまとめてみましたのでご参考ください。

最後のまとめ

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました.

一言『血便』と言っても、その色により原因となる病気も様々です。

『痔からの出血と思って様子を見ていたら,実は大腸がんからの出血だった』

という方に出会うたびに、「もう少し早くクリニックを受診していただければ病気が進む前に治療をさせていただけたのに...」と思います。

『大腸がんでつらい思いをする方を少しでも減らしたい』という思いで記事を発信しています。

以前から血便が続いている方や出血の量が多い方などは早めにクリニックを受診してみてください。

この記事が

・あなたとあなたの大切な人の健康と未来を守るために
・大腸肛門科を受診する際の不安の軽減

これらのために,少しでもお役に立てれば幸いです

草加西口大腸肛門クリニック院長 金澤 周(かなざわ あまね)


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〒340-0034
埼玉県草加市氷川町2144-11 アークプラザⅡ 3F

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東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)草加駅西口3分

■診療時間
午前9:00-12:00 午後16:00-18:00
※初診の方は診療終了30分前にお願いいたします。

■休診日
日曜日・祝日・振替休日